t7333の麺喰いメモ

日々の麺喰いメモ (外食)

2017/06/09 魚介ワンタンメン 大盛

昼食を、「もっこす 王子公園店」で。
魚介ワンタンメン(730円) 大盛(100円) = 830円
麺は、加水率低めの細麺。
具は、雲呑、味玉、きざみ葱。

いつもの煎り全粒粉入りの極太麺が売り切れだったのか、
4か月ほど前、煎り全粒粉入りの極太麺がなかったのは、
味泥スープ工場の火災の影響ではなく、たまたま品切れ
だったのだろうと好意的に解釈していたのですが、その
頃から既に極太麺は提供していなかったのだそうです。
これにはちょっとびっくりでした。

スープは 4か月前よりもさらに薄くなっている感じで、
それに豚骨系スープ用などと同じタイプの加水率の低い
細麺の組み合わせはこのスープに合わないと思いますし、
煎り全粒粉入り極太麺使用でスープもしっかり取られた
工場店の魚介そばとは似て非なる代物になっています。

このお店の定番の中華そばは、ほとんどいただくことが
ないのですが、そのスープもかなり薄くなっているとの
話を聞いたことがあります。

以前提供されていたつけ麺も提供されなくなって久しく、
魚介そば系の極太麺もいつの間にか提供されなくなって、
王子公園店ではメニューを絞っていっているようですが、
メニューの選択と集中ではなく単なる劣化のようにしか
見えません。

たまたまなのかもしれませんので、この日 1日だけでは
判断してはいけないとは思いますが、メニューやスープ
の劣化と関連しているのか、以前はお昼どきはほぼ満員
だったのが、かなり空いているという印象でした。

味泥スープ工場の火災の影響で、各店舗でスープを作る
ことになったそうで、今もその状態が継続しているのか
どうかは知りませんが、もし、各店舗でスープを作って
いるとすると、スープの材料をケチっているのか、単に
技術的に劣っているのか、どちらかなのでしょうか。

王子公園店は直営店ですので、店長が魚介系メニューを
軽視しているだけなのかもしれませんが、メニューや麺
を絞り、主力の中華そばを含めスープの質を維持できず、
それでお客が減って売り上げも落ちて原価を下げるため、
またスープの質を、というのは負のスパイラルでしょう。

魚介ワンタンメンは、もっこすの他店舗には見られない
メニューで、王子公園店の独自メニューと思われますが、
いくら独自のメニューを提供していても、ベースの麺と
スープがこのありさまではどうしようもないと思います。

つけ麺がなくなった後も、魚介ワンタンメンをいただく
のにときどきこのお店に来ていたのですが、個人的には
もうこのお店の存在価値がなくなってしまったわけで、
比較的便利な場所にあるお店だっただけに大変残念です。

もっこす 王子公園店】

  • 住所: 〒651-0065 神戸市中央区割塚通1丁目4-1 レジデンス王子 1F
  • 電話: 078-221-5123
  • 営業時間: 10:00〜26:00
  • 定休日: 無休